バイク便と宅配便の違い

バイク便と宅配便の違い
バイク便は、荷物が届くまでのスピードがとても速いという点が大きな特徴です。1人で複数の荷物を届ける宅配に対して、バイク便は1人が1つの荷物を運びます。渋滞している道でもバイクであれば車の間をぬって進めますし、荷物が届くまでの速さが圧倒的に早いです。荷物を届ける場所によっては、わずか数時間で届けてもらえることもあります。以上のような特徴から、早急に届け物をしてほしい企業などの間で利用されることが多くあります。
しかしその一方で、宅配と比べると配送料がかなり高くなります。例えば、日本郵便のレターパックライトであれば一律360円で全国どこへでも届けてもらえますが、バイク便は1kmで1000円前後の価格とかなり高いです。それでも、他に手段がなく緊急性が高い場合などは、バイク便は非常に有効な手段と言えるでしょう。取引先に急ぎ資料を届けてほしい場合や、忘れ物を取りに行って欲しい時など、通常の運搬方法では間に合わない際に利用するのがおすすめです。
重さや依頼内容には限界も
バイク便は早くて安くて便利、臨機応変に荷物の集荷がお願い出来る素晴らしいサービスです。特にビジネス街での人気が高いサービスであり、クライアントやユーザーの手元まで迅速に荷物を届けたい時に重宝します。ビジネス街が置かれる都心部は道路に制限が多く、いわゆる車での運送だと、距離のわりに時間が多く必要です。
バイク便だと宅配便のトラックが入れない所でもスイスイです。ビジネス文書や仕上がった商品のサンプルなどをいち早く納品したい時には便利ですが、一方でバイク便はあくまで簡易的なものであり、一度に頼める量や荷物の重さや内容に限界があります。
トラックに比べてバイクの荷台は狭くて小さいスペースであり、都心部で主に営業するサービスは文書や小荷物を中心に運んでいます。荷台に乗らないサイズが大きい物や安全に走行出来ない重さの製品、大量の書類や機密性が著しく高いデータなどはバイク便に依頼出来ない可能性があり、もし特殊な荷物をお願いする時は予め個別に相談しておいた方が得策です。